AIでアプリを作る全体の流れ(5ステップ)
プログラミングの経験がない人が、ChatGPT や Claude に頼んで小さなアプリを作り、インターネットに公開するまでの流れです。最初の1本は「小さく作って、とにかく公開する」がいちばんの近道です。
ステップ1:作るものを小さく決める
最初のアプリは、次の3つを満たすものがおすすめです。
- 自分が毎日少し困っていることを助ける(自分が最初のユーザーになれる)
- 機能は3つまで(例:入力する/一覧で見る/集計する)
- ログインやデータベースがいらない
たとえば、習慣チェック表、暗記カード、家計のミニ帳、ToDo リスト、簡単な診断やクイズなどです。どれにするか迷ったら、最初のアプリ診断で自分に合うものを探せます。
ステップ2:AIに「計画だけ」を出してもらう
いきなり「作って」と頼むと、AI は大きくて複雑なものを作りがちです。まずは作り方の計画だけを出してもらい、内容を確認してから「OK」を出します。
【〇〇】を作りたいです。まだコードは書かないでください。
条件:
・1つの HTML ファイルだけで動く
・機能は3つだけ:【①】【②】【③】
・スマホで使いやすいデザイン
・私はプログラミング初心者です
まず作り方の計画だけを出してください。
私が「OK」と言ったら、コードを書いてください。
指示文の考え方はAIへの指示文の書き方でくわしく説明しています。
ステップ3:コードを書いてもらい、パソコンで動かす
- 計画に問題がなければ「OKです。コードを省略せずに全部出してください」と送る
- パソコンのメモ帳(Mac は「テキストエディット」を標準テキストにして)を開き、コードを全部貼りつける
index.htmlという名前で保存する(文字コードを選べるときは UTF-8)- 保存したファイルをダブルクリックすると、ブラウザでアプリが開く
ステップ4:動かないところを直す
最初から完ぺきに動くことは多くありません。「動きません、直して」だけでは直りにくいので、何をしたか・どうなったか・どうしてほしいか・エラーの全文を送ります。くわしくはAIのコードが動かないときの聞き方へ。
ステップ5:無料で公開する
1つの HTML ファイルで作っていれば、ファイルを置くだけで公開できるサービスがあります。サービスごとの違いは無料で公開する方法の比較にまとめました。
どれくらい時間がかかる?
運営者が最初の診断アプリを作ったときの目安です(AI とのやりとりを含みます)。
| 作業 | 時間(だいたい) |
|---|---|
| 何を作るか決める(作り直しを含む) | 10分 |
| 第1版を作る | 20分 |
| スマホで動作確認 | 10分 |
| 結果がかたよっていないかの確認 | 5分 |
| 公開 | 15分 |
作るものや慣れによって大きく変わります。最初はこの数倍かかっても普通です。
よくある失敗
- 機能を盛りすぎる:ログイン、通知、ランキング…と足すほど完成しなくなります
- 省略されたコードをそのまま貼る:「…(同じ)…」の部分が抜けて動かなくなります
- 公開を後回しにする:小さくても公開すると、直すべき所が見えてきます